2015年 3月

モルタル造形の表現の中でもヨーロッパ調のものがとても人気です。
ヨーロッパの街並みをモルタル造形で表現するとき、窓を作っても、そのあとに閉じられたいうに煉瓦を積んだり、
鉄格子をつけたりして、なぜ?と思う部分もあるでしょう。
ヨーロッパの雰囲気はよくでているのですが、現実的に考えると、せっかくの窓なのになぜふさいでしまうのだろう?という疑問がうかんできます。

それには理由があり、昔のヨーロッパには窓に税金をかける「窓税」というものがあったそうです。
そのため、税金を取られないためにも窓を埋めたそうです。

歴史の中で、「こんなものにまで税金が・・・」というものに税金がかけられている。
現代では考えられないものにも税金がかかっていて、その時代背景が繁栄されていて、読み解いていくと面白いものがあります。

税金は、娯楽や嗜好品には今でも税金がかけられることが多いですが歴史の中では”臆病な心”にまで税金がかけられていた記録など残っています。

昔の京都の家は”ウナギの寝床”と呼ばれるほど間口が狭く奥行が長くなっています。これは当時、間口の広さによって税金が決められていたため、京都の人が少しでも税金を安くしようと考えた建築です。
こういったところからその時代が見えて面白いですよね。

モルタル造形が表現している世界を、ぜひ読み取ってみてください。